相談前
【事故の概要】
相談者が信号のない交差点で横断歩道の歩行を開始したところ、右後方から左折してきた乗用車に巻き込まれる形で衝突した事故でした。
相談者はこの事故で69日入院し、その後109日間通院しました。その後、後遺障害等級12級13号の認定がおりていました。保険会社の提示額が正しいか気になり、私のところへ見積もりをご依頼されました。
【保険会社の提示】
保険会社の提示は
治療費 全額
通院交通費 全額
休業損害 0万円
通院慰謝料 50万円
後遺障害慰謝料 180万円
後遺障害逸失利益 0万円
というものでした。
見積もりの結果不当に安い金額であるため、増額の交渉を弁護士に依頼されることにしました。
相談後
依頼者は、70代で不労所得で生活していました。また、確定申告書の提出に消極的であったため、休業損害と後遺障害逸失利益については諦める方針で示談交渉を行いました。
休業損害は0万円→101万円
通院慰謝料は50万円→169万円
後遺障害慰謝料180万円→290万円
と合計330万円の増額となりました。
弁護士からのコメント
等級の高い後遺障害の認定が下りている場合には、保険会社の提示額と妥当な金額との間には数百万円の差があることが多いです。
訴訟とならなくても、大幅な増額が認められるケースが多いです。
保険会社からの提示があった場合には、自分で判断するのではなく、必ず弁護士に相談にいかれることをお勧めします。
交通事故でお悩みの方は、自分の置かれている状況がどのようなものなのか確認するために、まずはお気軽に当事務所までご連絡ください。
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